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サイババおっかけブログからの転載です。アティルッドラマハヤグニャ実行委員会(会員一人?)の様子)
チェンナイでの日記の続きというか覚書?
朝のうち、手相を見てもらって、帰りは現金の手持ちが少なくて、現地ATMで現地通貨で引き出せる新生銀行の口座にも残高がなかったので、手元にあった2万千円をウエスタンユニオンでインドルピーに両替しました。
ずいぶん円安がすすんだと思っていたのですが、ウエスタンユニオンでは61くらいあったので意外でした。
ウエスタンユニオンて結構レートがいいですね。
比べるのもなんですが、前日くらいにGRTホテルで聞いたレートは57くらいでした。
ホテルの部屋でフルーツをつまんで、荷造りをしてチェックアウトしました。
チェックアウトしてからサイユース関係者に電話したら今日はいけないということでした。爆
で、いつか平日にプッタパルティに行くのでプッタパルティで話をしようというので、
私はなんていったんだっけな。
適当に来たにしろ、ちょっと話をするためだけに先方の住む町に来て
先方の都合のいいタイミングを待って3泊4日していまだに顔も合わさないことにさすがのぼけたわたしも
どうよと思って、
チェンナイに来てから私らまだ一回も会えてないし、何も話せてないし、
わたしもまだサイユースを通してヤグニャをすると決めたわけではないので、
みたいなことを言いました確か。
そしたら先方は、じゃあ電話で話しましょうとかいうことになって
何が聞きたいんですかとかいうので、
そちらはいままでたくさんの経験があるんだから、そちら側から情報を提供してくださいと私は言いました。
で、しばらく泊まってたホテルの1階で電話でしゃべってたんですけど、
すごく聞き取りにくくて、わたしも「はぁ?」とか「なんですか?」とかばっかり言ってたので、
やっぱり直接会いましょうということになって、
2時間後に、とかいったり、30分後に、といったり、「???」となってると、
「自分が指定したとこにオートリキシャに乗ってこれますか?オートってしってる?」
とかいうので
「知ってます(半怒)」
と答えて、オートリキシャで指定されたホテルに行きました。
私が泊まってたホテルからわずか10〜20分ほど。
しばらくして先方が現れました。
3泊4日の待機はなんだったんだろう、と思いましたが、それはともかく
知りたかったことや気になってたことを聞きました。
アティルッドラマハヤグニャをする場合は150人のお坊さんを連れて行くそうで、
うち5人は食事係だそうです。
お坊さんたちは食事はすべて自分たちの手でまかなうので。
ほかのカーストの人が作ったものは食べないので。
食材もぜんぶインドから持参、粉ひき機みたいなのも持参するそうです。
プージャで使う花は現地調達。
プージャの場所には仮設の屋根を作って雨に備えるそうです。
タイのチェンライだったかな?で行われたときの写真を色々見せてもらいました。
お坊さんたちはインドお坊さん名鑑みたいなのがあるらしく、その中の250人くらいに依頼して、150人が依頼を受けるそうです。
だからインド全土から集めてタイに連れて行ったらしい。
そういう、お坊さんたちを集めて組織するのとかも主催者の仕事らしいです。
私はてっきりアティルッドラマハヤグニャ専門のお坊さん集団がいるのかと思っていました。
決まってるのはチーフプリーストだけで、その下のお坊さん集団はこのように組織したそうです。
タイはビザはいらないと思ってたのですが、日本人はいらないけどインド人はタイ入国にはビザは必要なんだそうです。
タイのヤグニャはわたしはタイ王室には強力なサイババ帰依者がいるから、その関係で行われたんだろうと思っていましたが、一般男性が場所もお金もすべて用意したそうです。
そこに、あたらしいサイスクールだったかな〜〜〜?ちょっとはっきり覚えてなくて申し訳ないですが、
なにかサイババ関係の施設を新しく開設して、そこでヤグニャも行われたという感じだったそうです。
タイは前々からきちんとしたサイスクールがあるので有名ですが、その、前からあるやつとはまた別みたいで、
あたらしく開設されたそうです。
アティルッドラマハヤグニャを海外(インド以外)で行う場合の費用も聞いてますが、それはここではふせときます。
写真を見た感想としては、なにか気合とか、覇気みたいなものがあまり感じられなかったです。
プッタパルティでサイババ臨在の元で行われたアティルッドラマハヤグニャと比較するのが間違ってるとも思うのですが、
やっぱり外国でやるのって、いろいろ制約が多いだろうし、場のバイブレーションももちろん違うから、
2006年のプッタでの時のような異常な集中力みたいなのがすぐに生成されるわけではないんだろうなと思いました。
海外ではあれがそのまますぐに実現するというわけではないんだなと思った。
でもしかし集まったタイの人たちは真剣に参加して祈ったりしていて、
やはりこれだけの数の本物のブラーミンたちが全員でヴェーダを唱えるんだから、それは普通のことではないだろうし、そういうのになじみがあまりない人にとっては充分印象的で衝撃的だろうと思いました。
11この護摩壇で火も焚くし。
しかし印象としてはタイのその場所は新しくてすごくきれいで衛生的で清潔で、
私がインドのヤグニャやプージャに対して持っている土着の魔術的な強烈さはあまり感じられませんでした。
まあ、そんなものが必要なのかどうか、というとこですが、
私の趣味としては、ワイルドな、大地から生えてきたようなお坊さんたちの集団が魔術的で強力で、官能的ですらあるそれ自体が命そのもののような脈打つプージャ、みたいなのを知ってしまうと
そういうのが欲しい感じになってしまいます。
集まったお坊さんたちも北も含めてあちこちから来てたからか、いまいち坊さん集団の団結力のようなものが伝わってこなかった気がしたのは気のせいでしょうか。
う〜ん、クムバコーナムのがたいのいい大工や力士のような土着っぽい褐色の坊さんたちのプージャばかりに参加してきてるので、あれが私の標準になってしまっている。。。
クムバコーナムの坊さん集団のプージャは五感すべてをすごくエキゾチックに濃厚に刺激するというのを改めて実感。。
内容は大して変わらないのに、なんなんだろうこの違いは。
このタイのプージャにも、例のチダムバラムの怖い印象のお坊さんが参加してました。
サイユース関係者はそのお坊さんがわたしのことを色々言っていたよ、彼から色々聞いたよ。と言ってました。
サイユース関係者に去年からの私たちのプージャに関して色々情報提供して説明してくれたらしい。ありがとう怖い坊さん。
チェンナイには特に滞在日数は決めてなかったのですが、
この怖い坊さんがプッタパルティに来る日には私もプッタにいよう、と思って、帰りの列車のチケットを予約しました。
怖い坊さんの動きに合わせて私も動くタイミングを決めてみた。笑
そうそう、すごく意外だったのは、チェンナイでも、タイでも、マレーシアでも、
アティルッドラマハヤグニャはサイオーガニゼーション主催ではなく、個人的に行われたということ。
チェンナイでもそう。
サイオーガニゼーションとしてではなく、サイユースのメンバーが(たぶんサイユースとしてでもなく?)独自に行ったそうです。
タイでもサイセンターや王室関係者の帰依者が協力したものの、やはり個人がプライベートに行った、という形だったそうです。
5月に予定されてるロシアでもそうらしい。
そうなのか〜〜〜〜〜。
と、意外でした。大規模なことだし、てっきり、それぞれの場所のサイオーガニゼーション主催だと思い込んでいたので。
あとは、ラーメーシュワラムでものすごく気になってたことをサイユース関係者に聞きました。
彼らはインドに12個あるジョーティリンガムにプージャして回ってると聞いてたのですが、
ラーメーシュワラムのプージャでは町のお寺(ラーメーシュワラムテンプル)とサイユース関係者のプージャはなんか交わってなかったように思えて、
プージャが行われた場所もなんか町の会館みたいなところで、
何らかの事情でお寺の中ではプージャはしなかったんだろうけど、
そこでのホーマムでできたカラッサムウォーター(ホーマムのエネルギーが転写された聖水)を
みんなでラーメーシュワラムテンプルに運んで、
きっと本尊のリンガムにアビシェーカムするんだろうと思ってました。
そしたらそういうこともなくて、
ふうん???ともやもやした気分だったんですが、
プージャの後、他の人たちはその日のうちにそれぞれの場所に帰っていったんですが、
私はそのままラーメーシュワラムに1週間くらいいたので、
ラーメーシュワラムテンプルにも何度か行って寺の中をうろうろ散歩したりしてて、
そしたら「ジョーティリンガム」と表示のあるリンガムをみつけました。
でも、たいしてちゃんとプージャされてなくてエネルギーも与えられてない感じで、
どうでもいいたくさんあるリンガムのうちのひとつ、という雰囲気でした。
え!?
これがこのために先日プージャが行われたジョーティリンガムなんだろうか??
といぶかしく思って、
この寺にはジョーティーリンガムはいくつかあって、これは分家というかレプリカみたいなもんなんだろうか?と思ったり、
寺の本尊のリンガムが実はあれがジョーティーリンガムなんだろうか?とか自問自答してました。
で、「ジョーティリンガム」と書かれた表示をたたずみつつ悩ましく眺めたのでした。
それが、すっごく気になっていたので、
ラーメーシュワラムテンプルの本尊のリンガムがジョーティーリンガムなんですか?とサイユース関係者に聞いてみたら、いやちがうよ、とのことで、
やはり、私が見た、半分打ち捨てられて、うらぶれたかんじの「ジョーティリンガム」と表示があったリンガムがジョーティーリンガムそのものだということでした。
ああ、それはちょっとショック。
と思い、
「私はてっきり、ホーマムでできたカラッサムウォーターを寺に運んで本尊とかにアビシェーカムするのかと思ってました。」
とか、
「あのジョーティーリンガムはプージャされてなかった。
あなたたたちはジョーティーリンガムをキーワードに各地を回っているのに。
だからあれを見てなんでだろうと不思議に思った」
みたいな事を言ったら、
「あの時は時間がなかったんだ」
とのことでした。
いつもだったらそうするんだけど、
あの寺はアビシェーカムできる時間が決まってて、
自分たちのスケジュールと合わなかったから、とのことでした。
え〜、でもそれだったら別にホーマムの聖水じゃなくても、前の日とかに普通にお寺に依頼してアビシェーカムでもすればいいのに、と思いましたが、いいませんでしたが。
あの微妙にうらぶれた雰囲気のないがしろにされてる感のあるリンガムがまさにそのジョーティーリンガムだったと聞いて、非常に残念な気がしました。
そうと知ってたら居残った私が自費でやったのに。(寺がさせてくれるかどうかは別として)
じつは、日本のプージャとか世界のカルマ解消プージャとかに比べてしまうとしょぼく感じてつまんない気分満点でしたが、ラーメーシュワラムテンプルの本尊への数種類のアビシェーカムはラーメーシュワラムについた翌日に、なんとなくノリで個人的にしてました。
でもでも、あのうらぶれ感ただようリンガムがジョーティーリンガムだったなんて、、、ガ〜ン。
(寺の中の中央じゃなくて中途半端なとこに中途半端な感じでありました)
軽くショックを受けたまま、日本でアティルッドラマハヤグニャを行う場合にはどういう流れになるのか、他にも何点か確認したりしました。
まず場所を見にインドから2〜3人が行って手配するものは手配し、その後、本番の2〜3週間前から数人が先に現地入りして場所の設営とかさまざまな準備にあたるそうです。
準備は本番の2ヶ月前から動き出せばいいとのこと。
現地での宿泊は、チーフプリーストやお坊さんメンバーの中の年配の人など10名ほどはホテルのような快適な場所に宿泊してもらい、
他の人たち100数十名は広い体育館のような場所で雑魚寝でOKだそうです。
それくらいかなあ。
あ、あと、ヤグニャ期間は5〜6日だそうです。
アティルッドラマハヤグニャって11日間じゃないんですか?
と思う方も多いと思いますが、
朝と晩1日2回ずつやれば6日に短縮できるらしいです。
わたしは、思うのはただなので、
今年の夏に日本でアティルッドラマハヤグニャが2回行われるといいなと思ってて、
最初はSSOJが富士山の近くでやってくれたらいいなと思ってて、
その場合、この、チェンナイのサイユース関係者がインドサイドとして機能するだろうと思ってて、
で、できたらもう一回次のはプライベートでいつもの占星術と仲間たち軍団で西日本の海辺で行えたら、
富士山の火のかんじと、海辺の水な感じでなんかいいかもとか思ってました。
占星術と仲間たち軍団はマニアックで濃すぎるので、SSOJではあの濃さは受けきれないような。。。
バイブレーションの調節(すりあわせ)に数段階のシフトチェンジが必要なような。。。
と思ったので、もしするならプライベートに、と思ったのです。
プージャとしては水辺で行うのは効果的なんだそうです。
水はエネルギーを転写して、それを海流に乗せて日本全部に運ぶから。
でもサイセンター関係の個人的な知り合いは富士山が気になる人が多いみたいで、
富士山の近くでのプージャのイメージが来てる人が多いみたいだったので、
じゃあ、もしもSSOJがからむような(もしくは主催)ということにでもなれば、
富士山のふもとで行われることになるのかな、と思ってました。
私に直感的に来た場所は海辺でした。
なので、じゃー2回やればいいのか、と。笑
よくわかんないけど、思うのはただなので、勝手に思ってたってわけ。
でもSSOJが動き出すのを待ってても永遠に行われないような気がして、
勝手ながらある程度盛り上げてって、そんで渡せればいいなと思ってたのですが、
う〜ん、どうなんだろ。。。ここにきてSSOJなんか可能性限りなく薄い気も。
サイババが「わたしは世界中のすべての国でアティルッドラマハヤグニャが行われるのを望みます!!」
と講話の中ではっきりいうのをわたしは直接なんども聞いたので、
行うことに対しては何の自己矛盾も感じないし、
これだけはっきりババが何度も言ってたんだから、やるってことだろう、ババの意思以外の何ものでもない、と思っているんですが、
だから、最初はサイババの直接の機関であるSSOJがしたほうがいいんじゃないかなと思ったんですが、
わたしもそんな、人前にしゃしゃり出るより家で漫画でも読んでごろごろしてたほうがいいので。
人前に出てもいいことないし。
といいつつやけに露出多いけど、これはなりゆきというもので、
まったくもって、女が露出多くても得すること全然ないですよ。損。
それはともかく、
この夏、日本で山と海の2回、アティルッドラマハヤグニャが行われたら、そりゃあ、いいだろう、と、思ったわけです。
なんでか?
それはやはりヤグニャなどのプージャの実際的な効果のすごさを日々体験しているからです。
そんで、日本はいま現実感もてないくらいにちょ〜やばい危険な状態にあるので。
現実感持ったらみんな日本から出てるでしょう。
実際日本在住の外国人の多くはそれぞれの国に引き上げていった人が多いんじゃないでしょうか。
ちょ〜〜〜〜危険な、いつでも終了しそうな今の日本には特にアティルッドラマハヤグニャが必要だ
という点ではサイユース関係者とも意見が一致するとこでした。
さすがに「この夏に2回できたらいいと思ってるんですが」と私が言ったら
「それは無理でしょ、1回でも大事業なのに」
と言われましたが、
もしSSOJがするにしても2回は絶対しないだろうから、
2回目はプライベートでできればと思ってます、というと、ああ、それならいいねとか言ってました。
個人的には何回やってもいいくらい今の日本やばすぎと思ってるんですが。
ヤグニャの煙は放射能汚染もチャラにするという記事も読んだことがあります。
ヤグニャはあらゆるレベルに働きかけるので、
目に見えるもの見えないもの、膨大な階層が浄化されて力づけられるので、
行われる前と行われた後では世界そのものが別になってるくらいの印象をわたしは持っています。
なので、神の意思としては今の日本で行われることになってるんだろうと勝手に思ってるわけです。
神の意思が行われればいいんですけど。
行われないほうが好ましく思う自由意志の使われ方もまだまだ健在だからいまのような状況になっているわけで。
でもわたしとしては、行われたら、そりゃあ、いいだろうな〜と思ってます。
こういうプージャの効果を体感したことのある人は日本にそんなにたくさんはいないと思うので、
そんな無駄金つかって騒いで意味あるの?
と思う人もいるかもしれないですが。
そんなんに金使うくらいだったら被災者に直接支援をするほうが尊い、とか。
でも、こういうことの影響力をある程度体感的に期待できて、だからやろう、と思うにはやはり縁がないとできないので、
だからやはりそう思える人がやるべきだと思います。
思えない人はやらないだろうし。
プージャの底力、みたいなものを体験したことのある人は多くはないでしょうけど、実感したら理解できるので、
そういう人たちにしてみたら、日本でこういうプージャが行われたらどんなにいいかということもものすごくわかってると思います。
その影響力がどう出るか、結果をコントロールしたり正確に予想したりはできないけど、
すくなくともわたしはものすごく役に立つと確信しています。危機的状況の日本へのサポートとして。
アティルッドラマハヤグニャはルッドラの最大規模のヤグニャです。
暴風神ルッドラ、とかいわれますけど、
いってみれば怒ってるシヴァです。
だから、彼に対してプージャをすることで怒りや破壊のベクトルが私たち自身を滅ぼす形で働かされず、
私たちの無知を破壊するために使われるように変化するのでしょう。
なぜ今のような危険で悲しい状況に日本が陥っているのか、
それも神のリーラと言ってしまえばおしまいですけど、
間違いなく私たちの無知が原因です。
なんに対する無知か、それは私たち自身に対する無知。
私たちの本質である神性が無知によって錯乱状態にとってかわられ、
その錯乱状態がみんなに共通の普通のこととして認識されているカリユガの時代。
なので個人性や欲望を追及することが善とみなされ、
そのためには他人は搾取されてもよく、
個々人の孤独や分離は深まり、毎年膨大な人々が静かに自殺し、
地球の資源は一方的に奪われ、
互いに競い争うことに多くのエネルギーが浪費されてあらゆる人が不足感を感じている、
そんな混乱した、神の性質がすべてさかさまに表現された世界だからこそ、
自然な帰結として私たちはいまのような危機に直面しています。
アティルッドラマハヤグニャの強烈なバイブレーションはそんな混乱したわたしたちのマインドに衝撃を与え、
このような混乱した夢から私たちが目覚める助けになってくれます。
すべてに等しく備わった神性、すべてに宿るルッドラ、あらゆる形をまとっているルッドラ、
それらすべてのルッドラたちにこのアティルッドラマハヤグニャを通して礼拝することで、
わたしたちは光り輝く神性を私たち自身の中に、世界のあらゆるものの中に、見出すことが容易になるでしょう。
そのように分離はなかったことを知ることで混乱は統一に置き換えられ、
あらゆる分離がもたらしていた障害は消滅し、
恩寵に満ちた世界がそのように出現していることでしょう。
また、ルッドラ=シヴァは世界を成り立たせている 地、火、空、水、風 の五大元素をつかさどる神でもあるので、
五大元素の乱れが天変地異や自然災害として現れているこの世界のバランスをとってそれらが穏やかに鎮められる効果もあるわけです。
5大元素はつまり、これでこの物質世界のすべてができてるわけですから、物質世界に実際的に働きかける力も強力なんだと思います。
すばらしきかなアティルッドラマハヤグニャ。笑
アティルッドラマハヤグニャではルッドラムのヴェーダが繰り返し繰り返したっくさん唱えられるわけですが
(たくさんの僧侶たちによって)
ババがこの、初心者向けではないルッドラムのヴェーダを、慣例を破って老若男女あらゆるカースト、あらゆる国の人が練習し、唱えられるようにと推奨していたのはまさにいまの時代に世界が、とくに日本がこのルッドラムのバイブレーションを必要とするときが来ることを見越してのことだったと思います。
日本は特に、ルッドラムの習得に熱心な人が多くて、この長くて簡単ではないヴェーダを唱えられるようになってる人がたくさんいます。
これは間違いなく神の恩寵と思います。
サイユース関係者と他の数人とその後食事をして、
あなたはルッドラムを唱えられるのかと聞かれ、イエスと答えると、
同席していたイタリア帰りのインド人女性は「私は恥ずかしい」と笑っていました。
サイユース関係者が、ラーメーシュワラムのプージャのときに、私が唱えてるの見て知ってたよ、というと、
一緒にご飯を食べていた他のインド人たちが驚いて反応していたので、
「もし日本に来たら驚きますよ。日本では私だけじゃなくてたくさんの人がルッドラムとなえられるから」
というと、
みんなのけぞってうなっていました。
日本人は先入観がないから、やりたいと思ったら練習してすぐに唱えられるようになるんです。と、説明しました。
日本にいるインド人なんかは逆に、ヴェーダはブラーミンだけのもの、というイメージを持ってるから
唱えることに抵抗があって怖がったりして、なかなか練習できなかったりする、というと、みんな納得していました。
サイユース関係者(実際には彼はサイユースではなくて、サイユースにアドバイスする人だそうです。スンダラムバジャンシンガーで、ブラーミンで、プッタの多くの学生たちにもルッドラムを教えたと言ってたと思うんですが定かじゃないです。すみません)
彼がSSOJに、アティルッドラマハヤグニャがどのように効果があって、どのように日本の助けになるのか、SSOJに手紙を書いてあげよう、と請け負ってくれました。
手紙とかだめもとですけど、少なくとも私が書くより相手してくれるでしょう。
それで何かいい反応があれば、チーフプリーストを交えて詳細をつめようということになりました。
話をしたホテルのレストランはなかなかよくて、みんなでご飯を食べてなんやかんやしゃべりました。
サイユース関係者とそのお姉さんはずいぶん物理的にババに近かったみたいで、
コダイカナルに滞在してるときとかも、毎日彼らがどう動くかとか、ババがその家族の家長のように細かいとこまで全部指示して面倒を見てたそうです。
この人たちの雰囲気も鷹揚で、朝に会った手相見のような存在が保証されてるようなゆとりを感じました。
少なくともサバイバルなムードではない。
きっと、いままでの数々の行き違いも、何も考えてなくて、何も気にしてないんだろうなと思いました。
ある意味ババにお任せ?
でもようやく時間をとってもらって、顔を合わせてゆっくり話ができたのでよかったです。
まー、SSOJがからまなかったら彼らを通して頼むかどうかわからないですが。
(それは言ってあります。プライベートでする場合は私は今まで一緒にやってきた人たちに依頼するべきだと思う、と。)
そんなかんじですかね。
手相見でのことも、こうしてようやくサイユース関係者とまともに話ができたことも、
その前の日に訪問した、ヴェーダのおばあちゃん先生の祝福のおかげのように思えました。
チェンナイと私の心が和解したような日でした。
その後、彼らに見送られタクシーでホテルを後にした私は
夜の列車の時間までサリー屋さんやショッピングモールのコーヒーショップで時間をつぶし
夜の列車でバンガロールへと帰りました。
バンガロールに早朝に着き、予約してあったタクシーでプッタパルティに戻りました。
朝のプッタパルティでホールの外からアルティを見て、
ガネーシャゲートを出る前にガネーシャテンプルの前で、
おばあちゃん先生に親子でヴィーナとヴェーダを習ってたおばちゃんに会いました。
「チェンナイでおばあちゃん先生に会いに行きましたよ!」と言ったら
「うわ〜〜〜」みたいに驚いてて、
どんな様子だったかとか一通りしゃべって、
「連絡先知りたいですか?」
とか言ったら知りたいというので紙におばあちゃん先生の住所と電話番号を書いて渡しました。
おばちゃんは、「あんな先生はいない」とおばあちゃん先生がプッタパルティを去ったことを嘆いた後、
ずっと思っていたんだけど、おばあちゃん先生の親族は自分には電話番号くれなかったというので、
「今日くらいから一人暮らしになるみたいだから、電話したらいいですよ。7時以降に。」
というと、笑って、電話するわ!と言っていました。
彼女と別れ、ガネーシャゲートを通ってアシュラムから出たところで、
道の向こうのCDショップのところでチダムバラムの怖いお坊さんにばったり会いました。
彼がプッタパルティにこの日滞在するといってたので、私もそれに合わせて帰ってきたんですが、
即、会えました。
坊さんは軽く歓声を上げて両手を広げて歓迎ポーズで迎えてくれました。
すっかり怖くない坊さんになってました。
にっこにこで。
坊さんのお姉さんもいて、3人でわりとどうでもいい話をして、適当に別れました。
なんだろな〜〜、と思いつつ、
きっと恩寵で、何らかの境界が溶けたんだと思いました。
2週間の小旅行はそんなかんじでいろんなものが壊れたり溶けたりしたひとときの連続でした。